ドタバタきまま通信記

ゲームや日常をきままに綴るブログ

君生きを見てきた。

※ネタバレも入ります。

 

金曜にはジブリを見続けていた世代。今ではそれが他の作品へ移り変わってもうほぼないような状態になっているの、諸行無常というか寂しいなって感じている。

ジブリみたいな雰囲気のファンタジー、ちょいファンタジーみたいな話が好きだから、それが増えることが無くなるのかなみたいな。

個人的には『千と千尋の神隠し』とか『ハウルの動く城』のこういうとこで暮らしたら!みたいなのとか、『耳をすませば』『思い出のマーニー』のリアル調だけども不思議なこともあるみたいな話が好きかも。他の作品も好き。

 

ということで3連休暇だったので『君たちはどう生きるか』を見てきた。

人いっぱいで一番前の席で見ることに。視界を遮るものがいない特等席よ……

 

見る前に感想をチラ見して、賛否両論。ちょいうーんなのかな?と思って見に行ったので、思ったよりも面白かったなという感想。

周りの人の評価をみてから行動してしまうけども百聞は一見に如かずというか、自分とは感じ方が違うので気になるなら行ってみるべきよね。と反省した。

 

物語の大筋はシンプルというか、とても分かりやすいお話しだったと思う。ただ、演出やところどころの解釈が難しいかな。という感じ。あと最後の締めはもっとほしかったかなと思った。

 

ド田舎出身だしうちの家族にもちょっと通じるところがあったので主人公のお家の描写やジジババの感じはとても面白かった。あるな~と。

リアルとファンタジーイイネ!といってもこの時代でこのファンタジータイプでてくるのは(個人的には)あまり見たことないので結構新鮮な感じもした。

ちょくちょくでてくるかわいいキャラや鳥さん達は、混乱させる原因にもなっていたが、かわいいので色んなものが緩和されててよかったと思う。

 

個人的に印象が強かったのは夏子さんと終盤の展開。

 

夏子さんの立場や心情の複雑さ、優雅な所作がとてもよかった。

終盤のお話は特にメッセージ性を感じたな。でもやるべき。ではなく、そういうまとめ方にするんだなというのが結構面白かった。その後の“主人公”というものへ残している気持ちにも。

 

賛否両論あるのもわかるし、その中でも私は見てよかったかなと思った方だったという感じ。

 

う~ん微妙そうならやめとくかではなく行動してみるのが大事だな。と思った今日この頃でした。というわけで行動力増やせ!